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日向市ワーケーション推進会議のメンバー紹介

(取材・文= 地域活性化企業人 坂梨 仁勇)

 

日向市の観光をデジタル技術で盛り上げたい! 

日向市観光協会 立石一真さん

 

これから数回にわたり、日々ワーケーションの普及に尽力している日向市ワーケーション推進会議のメンバーを紹介します。
第二回目は、観光DXに取り組む日向市観光協会の立石一真さんです。
現在の取り組みやワーケーションに関わる中で得た新たな出会いや変化、活動に込められた熱い思いに迫ります。

 

 

ーーこのお仕事を始めたきっかけと最初に取り組んだことは何だったのでしょうか。

 

生まれも育ちも宮崎県日向市で、学生時代は九州の反対側にある長崎県で過ごしました。大学卒業後は「地元日向市のために働きたい」という思いから、日向市観光協会に入職しました。
最初に担当した仕事が日向ひょっとこ夏祭りの事務局業務でした。 日向ひょっとこ夏祭りは日向市で1番大きな祭りで、全国各地から集まった踊り手の皆さんが地域住民の方々と踊りを通して交流している様子を見て、観光協会の仕事が日向市のためになっていると実感しました。

 

   

 

 

ワーケーションとの出会い

ーー現在、力を入れているワーケーション参加に至ったきっかけは、何だったのでしょうか。

 

日向市ワーケーション推進会議の立ち上げ時に、私の上司がメンバーとして参加したことがきっかけで私も参加させていただきました。実は、推進会議に入る前からワーケーションは旅行業界でも注目されていて、自分でも「ワーケーション」というキーワードが気になっていました。
私自身は数年前から観光DXの仕事を任せてもらえるようになり、デジタルマップの作成や観光地のビッグデータの分析を担当しています。旅する方々の行動や趣味・趣向は多種多様で簡単に分析できないという難しさがあるのですが、いずれは「データに基づいたマーケティング」がしっかりできるように一生懸命取り組みたいと思います。職場内でもDXを推進しており、2024年6月に全国の観光協会に先駆けて経済産業省の「DX認定」を受けました。これをきっかけに職員同士でもより一層デジタル技術を活用して日向市の観光を盛り上げていきたいと考えています。

 

 

ーー日向市のワーケーションを推進するために、立石さんが行っている活動について教えてください。

 

日向市内の最新情報(ワーケーション施設、体験プログラム、ホテル、観光地、お店、スーパー、病院など)が分かるようなデジタルマップを作成し、ワーケーションに来られる皆様により充実した時間を過ごしていただけるよう、日々新しい情報を発信しています。
また、ワーケーション向け体験コンテンツの造成や、旅行業者として宿泊の手配なども行っています。

 

   

 

 

日向市を盛り上げたい
ーーワーケーションを推進する中で大切にしていることや思いは何ですか

 

日向市へ来てくださる方々のご要望に真摯に向き合い、ワークとバケーションがより楽しく充実したものになるようポジティブに対応することを意識しています。日向市ワーケーション推進会議のメンバーは「チーム日向」としてワーケーションの受け入れをしています。チームワークを大切にすることを意識してワーケーションの事業に取り組んでいます。

 

 

ーーこれから挑戦したいことなどがあれば教えてください

 

地域の可能性を広げるための観光DXを、もっと推進していきたいと考えています。
今の旅行者の方々は、事前に行きたい場所の情報をスマートフォンで調べて来ます。国内外のお客様に日向市を目的地として選んでいただけるよう、魅力のある情報発信に力を入れていきたいと思います。

 

 

ーー日向市のワーケーションに興味がある方に向けて、メッセージがあればお願いします

 

日向市は良い意味でほどよく観光、グルメ、自然が楽しめる場所です。
日常から離れ、ここで『柔らかな時間』を過ごし、ぜひ『日向メロウ』の語感を感じていただきたいです。

 

 

【立石一真さん】

・宮崎県日向市出身。
・長崎県で学生時代を送り、地元日向市にUターンし、日向市観光協会に就職。
・現職ではマーケティンググループリーダーとして地域の可能性を広げるためのDX化を推進している。

 

 

【一般社団法人 日向市観光協会】
〒883-0052
宮崎県日向市鶴町1番地(コルセ・カレ日向101)
TEL:0982-55-0235
https://hyuga.or.jp/

 

 

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