観光・名物

日向市は雄大な自然に囲まれたまちです。
恵まれた自然環境の中で生まれた魅力的な観光地や食べ物、文化などをご紹介します。

観光スポット

日向岬の最高頂（海抜192ｍ）の山で、パラグライダーの離陸場としても賑わっています。展望台からは、日向灘や尾鈴連山など雄大な景色や市街地が一望できます。頂上には広い駐車場があります。

市街地東部に位置し、春には桜が咲き乱れる花見スポットです。頂上には仏舎利塔があり、台風からまちを守っているという言い伝えもあります。

尾鈴山麓に連なる東郷地区のシンボルとして、市民に親しまれています。標高は438mで、春には山桜が咲き、秋は紅葉が楽しめます。複数の登山ルートがあり、市内外からたくさんの愛好者が訪れ、登山を楽しんでいます。登山道が整備されていますので、年間を通して山の自然を満喫することができます。

日本でも有数のサーフポイントして知られるお倉ヶ浜。全長４kmもある美しいビーチで、日本の渚百選にも選ばれています。世界大会も開かれるほど波のコンディションがよく、年間を通してライディングが楽しめます。ビーチハウスには温水シャワーやロッカーがあるほか、広い駐車スペースもあり、利便性も抜群です。

全国でも早くからサーフィンが盛んであった金ヶ浜。高い波を楽しむために、全国からサーファーやボディボーダーが集まります。トイレや更衣室、温水シャワー、足洗い場も完備しています。

環境省の快水浴場百選に選ばれている伊勢ヶ浜。ロケーションも良く、日向らしい景色が味わえます。トイレや更衣室、シャワー、駐車場も完備しています。

日向岬の先端に位置する馬ヶ背は、日豊海岸国定公園の美しいリアス式海岸の代表格です。高さ50ｍもある柱状節理の断崖絶壁は圧巻で、国の天然記念物に指定されています。岬全体の形が馬の背中に似ていることから名づけられました。目の前に広がる太平洋の大パノラマからは、地球そのものの壮大さを体感できます。

巨大な岩礁が東西200ｍ、南北220ｍにわたって裂け、十文字に見えることからこう呼ばれています。「クルス」とはポルトガル語で十文字を意味します。横の岩場と十文字が合わさり、「叶」という文字になることから、この場所で祈りを捧げると、願いが叶うと言い伝えられています。

日向灘の大海原に向かう柱状岩の上に立つ社殿はまさに幻想的です。国指定重要有形文化財で、境内には日本最大級の「さざれ石」や「竜の玉」も祀られています。隣接する鵜戸神社の岩窟奥から入口を眺めると、白い「登り龍」が見られます。

県産スギ材をふんだんに使用した木の温もり溢れる駅舎です。鉄道に関する国際コンペティション「ブルネルアワード2008」において、駅舎建築部門では日本初となる最優秀賞を受賞しました。電車の接近メロディには日向の夏の風物詩「ひょっとこ踊り」のお囃子が流れます。

江戸から明治時代にかけて関西への積み出し港として栄えた港町です。いまだ古き良き時代の佇まいを残しており、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。

酒と旅を愛した歌人、若山牧水の生家。日本各地を旅し、その人生において約9,000首の歌を詠んでいます。生家は、当時の姿に近い状態で今もひっそりと佇んでいます。

緑豊かな山裾に広がる牧水公園は、テニスコートや河川プール（夏季のみ）、キャンプ場やコテージなど、遊べるスポットが盛りだくさんです。春にはつつじが咲き乱れます。

赤い着物にひょうきんなお面を身に着け、ユーモラスに踊る郷土芸能です。毎年8月に開催される「日向ひょっとこ夏祭り」には、全国から踊り手たちが集まり、街を真っ赤に染めます。

毎年7月に、男たちがかつぎあげた東西の太鼓台が激しくぶつかり合い、勝負を競う勇壮な祭りです。細島八坂神社のご神体を乗せた神輿が海上をパレードする船渡御も行われ、航海安全と大漁を祈願します。

毎年、中秋の名月の頃に、見立細工や花屋台が奉納され、多くの舞踊隊が繰り出すこの祭りは、約800年前に創建された富高八幡宮の祭礼がそのルーツとされています。

日向市発祥の香酸柑橘。皮が薄く、種が少ないので果汁がたっぷり含まれており、さわやかな香りとまろやかな酸味を持ち合わせています。

湾内で採苗から出荷まですべて手作業で大切に育てられています。身は大きくふっくらし、なめらかな食感とクリーミーな味が堪能できる旨味たっぷりの逸品です。春から夏にかけてが旬で、独自の滅菌システムを採用しており、食の安全にも配慮されています。

お倉ヶ浜のはまぐりを原料として作られ始めた伝統工芸品です。現在は、日本唯一の生産地となっており、美しい縞目、やわらかな乳白色の輝き、なめらかな手ざわりは世界のオンリーワンです。